白く不可視の背光で
値札の裏見えず
不偏者の思索は
ただ君だけを逃れ
白いアポストロス通説の
憂いの日は見えず
異端者の記憶は
ただ君だけを求め
アレンジについて
新しいジャンルを学ぼうとして、UK Garageを目指したのだがどうだろう。そもそもBurialくらいしか知らないし、参考にしたCalibreの音楽に引っ張られた感じ。自分で歌詞考えた歌ものは、6年も音楽作ってて初めてである。キャラクター性が付加しないように、Synthesizer VのSakiを使用。
制作過程について
アレンジはReasonで行った。DAWとして使ったのは初めてであったが、案外使いやすかった。ユーザー数が少ないのが不思議なくらい、良い音源が豊富である。音作りはラップトップの貧しいスピーカーで行った。このような再生環境で破綻する音は使用してはいけないからだ。アレンジの後はきちんとした再生環境のもとで、Studio One上でミックス及びマスタリングを行った。
曲について
これは批判音楽である。戦時中の哲学書は言論統制から逃れるために、あえて文章を難解なものにした。歌詞はその考えに則ってる。意味については彼女の境遇を考えると良いだろう。ただし、普通の解釈はしないように。その普通の解釈こそ、この曲がそうである理由だ。