槐安上の可視海


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同漂白化

Posted at 2021-07-03 音楽 

同漂白化 / 大吉キトゥン 白く不可視の背光で 値札の裏見えず 不偏者の思索は ただ君だけを逃れ 白いアポストロス通説の 憂いの日は見えず 異端者の記憶は ただ君だけを求め アレンジについて 新しいジャンルを学ぼうとして、UK Garageを目指したのだがどうだろう。そもそもBurialくらいしか知らないし、参...

俯瞰する協調フィルタリング

Posted at 2021-06-23 随筆 

 音楽評価や嗜好は、音楽そのものではなく、音楽背景の操作である。人に自身の音楽好きを伝えるとき、第一に何を語るだろうか。アーティストや所属レーベル、ジャンルが一般的だろうか。「Warp Recordsが好きだ」とか「Ninja Tuneが好き」と。ここに挙げた音楽レーベルは、テクノに詳しい者なら硬派と思うだろう。...

人工共時性

Posted at 2021-06-20 日記 

 先日こんな記事を投稿したわけだが、それ以来、努力否定論の議論の動画がYouTubeにぽつぽつとみられるようになった。ユンギアンの私は共時性を連想させてしまうわけだが、今のテクノロジーはこれを人為的に引き起こせると気づいた。トラッキングである。ラップトップでは常にDuckDuckGoを使用しているので、大丈夫と思...

孤立無援の先導者

Posted at 2021-06-19 随筆 

 学力では測れない、例えばリテラシー(論理的思考能力)やコンピテンシー(高い業績・成果につながる行動特性、とのこと)を測量できるテストが無料で受けられる、とのことで興味本位で受けてみた。 リテラシーのテスト内容は、文章から尤もな回答を選ぶ4択問題であった。こちらの成績は7点中6点と、評価基準もしっかりとしている(...

情報量刈り込み事故

Posted at 2021-06-18 夢日記 

 薄橙色の立方体がこちらに向かってくる。それの表面は中心に渦を巻き、皮を内側へと無理やり引っ張るように見えた。それをまじまじ見ると、これは人の顔とわかった。 「かわいそうに、情報量刈り込み事故に遭ったのだろう。」  物質にはそれが固有であることを証明する情報量、つまり分散を有している。これがなんらかの原因で「刈り...

効率化が生む型知らず

Posted at 2021-06-17 随筆 

大学で開催された、実務訓練に関するシンポジウムについて実際に提出した文書である。  日本人は独創性に欠ける、これは真だろうか。日本人が独創性を発揮した一例である、浄土真宗を例に挙げる。本来、仏道は自力、つまり自分で厳しい修行を積んで悟りを得るのが当たり前であった。しかし、親鸞は「阿弥陀は全人類を救うはずなのに、厳...

繭

Posted at 2021-06-16 詩 

私を包む繭は声である憎きあいつを刺し殺せ 私を包む繭は霧である引く視界の蚊帳の外 私を包む繭は映像で去し事象は脳を刺し 私を包む繭は感情で廻る再帰は顔溶かす 繭に包まる私の形は 三位一体の可能性繭に包まる私の形は 生死不定の可能性 繭はいつ破れるか 鋭い期待は繭を縫う

冷凍室のヨブ

Posted at 2021-06-15 随筆 

 隣人の温度感を冷凍せしめる言葉がある。それは「努力」だ。  信心深いヨブは家族にも財産にも恵まれ幸せな生活を送っていた。しかし、無罪な彼は財産も家族も失い、とうとう自らも病に冒されることとなる。そんな彼に、友人は「お前が自覚していない罪を犯しているからだ。」と言い放つ。 さて、このヨブ記は「浄らかな者は救われる...

γ星雲より可視の歌

Posted at 2021-06-15 夢日記 

 空は赤と紫の妖しいグラデーションを描き、画鋲で開けたような細い点は溶けずに正気を主張する。  今日の帰路はいつもと違う。なぜなら、公道に規則正しく線を引き、そのグリッド上にカメラを設置する者がいるからだ。 「γ星雲より来たる光波が干渉し合い、その模様を撮る装置だ。耳を澄ましてみよ、歌が聴こえるだろう。」  カメ...

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